ドホナーニ/フィルハーモニア管によるブラームスの交響曲第1番と第3番


ブラームス 交響曲第1番・第3番
 ドホナーニ/フィルハーモニア管弦楽団
 シグナム・クラシックス 2009年ライヴ SIGCD250
SIGCD250

英シグナム・クラシックスから先般リリースされた、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏によるブラームスの交響曲第1番&第3番を収録したCDを購入しました。2009年、ロイヤル・フェスティバルホールでのコンサートのライヴ。

本CDに関連して思い出されるのが2007年5月に東京オペラシティ・コンサートホールで聴いた、北ドイツ放送交響楽団の来日公演です。というのも、この時の指揮者がドホナーニであり、ちょうど演目もCDと同じくブラームスの1番と3番だったからです。

2007-05-18

このオーケストラの、かつて耳にしたギュンター・ヴァント時代の質実剛健を極めたような音響密度こそ相応に後退していたとはいえ、総じて透過性の高いトッティ、柔らかみとメリハリを帯びたカラフルな響きなど、それこそアメリカのオーケストラを思わせる機能性と敏捷性、色彩感が、このオケ本来の堅牢に引き締まった音響的土台の上に付与され、この指揮者ならではの明晰な稠密感のあるブラームスがホールに現出し、はじめのうちは多少の違和感をもって聴いていながら、次第にその演奏のユニークな肌合いにひき込まれていき、仕舞いにはドホナーニに説得されたような形でホールを後にしたことを覚えています。

そうしたことから、そのあたりの感触が今回リリースされたフィルハーモニア管とのブラームスではオーケストラの違いによりどう感じられるか興味深く、じっくり聴いてみたいと思います。

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