プラジャーク四重奏団のブラームスほか(LFJ2011公演)


# この前、ネット上で「クラシックの固定概念を覆す、型破りな弦楽四十奏団『MozART GROUP』の演奏がスゴい!」というニュースを見かけたんですけど、、

# 固定概念を覆すっていうから、ホントに40人?と思った人って結構いたりして、、

5/3 東京国際フォーラムG409ホール
LFJ2011・公演G-17d

シェーンベルク スケルツォ・ヘ長調
ブラームス 弦楽四重奏曲第1番
 プラジャーク弦楽四重奏団

プラジャーク四重奏団は1972年に結成されたチェコのカルテット団体。昨年に第1ヴァイオリン奏者が交代したとのことですが、その交代の影響があるか否か、聴いていて私には、全体的にチェロ奏者がアンサンブルにおけるリーダーシップを取っていたように思われました。

まずチェロのフレージングが常に太い柱のようにデンと構えていて、そこに他のパートが同調していき、それがアンサンブル全体としての響きに収斂し、深みと訴求力のある、得もいわれぬ音彩が、滔々と紡ぎだされていく、という按配。

G409ホールは150席くらいの小さなホール(というか、本来は会議室)で、今年はじめて入ってみました。やはり、これくらいの大きさだと弦楽四重奏曲には最適なサイズという感じがします。文字通り「室内楽」の醍醐味を満喫しました。

5/4 東京国際フォーラムCホール
LFJ2011・公演C-24e

ブルックナー 交響曲第7番
 金聖響 [指揮]
 兵庫芸術文化センター管弦楽団

兵庫芸術文化センター管弦楽団は2005年に設立された兵庫県立芸術文化センター専属のオーケストラ。実演を聴くのは今回が初めてでしたが、まず全体的にアンサンブルの線が細いなと感じました。少なくとも骨太の演奏という感じではありませんでしたが、そのぶん細部まで緻密かというと、そうでもなく、ヴィオラ部など、はっきりと聴こえてこない内声部が割と多かったし、ホルンやトランペットのソロにしても、難所は楽々とクリアしているので、上手いな、と思っていると、えっ?と思うようなところでミスをする、という按配。

当初のプログラム白紙撤回の後に組まれた公演であることを考えると、あの短い準備期間で、ここまで、という点では確かに敬服に値する演奏であったようにも思えますし、線が細い云々というのも、結局のところ好みの問題にほかなりませんが、聴いていて何か中途半端というのか、もう少しブラッシュアップしうる余地もあるのでは、という歯がゆいような印象を受けました。

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