レヴァインがメトロポリタン・オペラ来日公演を(また)キャンセル


来月にメトロポリタン歌劇場を率いて来日の予定となっていた音楽監督ジェイムズ・レヴァインが、体調不良のために日本公演を降板することになったとの報道が一昨日ありました。MET来日公演の公式サイトでも告知されています。

この報道を知って、時勢がら「レヴァインよ、お前もか」と思ってしまいましたが、よく調べてみたら、とくに放射線恐さゆえの来日拒否、というのではなさそうで(レヴァインは最近、健康上の理由でボストン交響楽団の音楽監督を辞任すると発表している)、どうやら純粋に体調が良くないので来日を中止する、ということのようです。

しかし、この人は5年前のMET来日公演でも直前キャンセルをしているわけで、正直「またかよ」という感も否めないのではありますが、、、

それで代役ですが、ファビオ・ルイジと発表されています。なぜ彼が?、と一瞬おもったんですが、ルイジは現在メトロポリタン・オペラ首席客演指揮者を務めているとのこと。ルイジというと2010年までドレスデン歌劇場の音楽監督で、2012年からチューリッヒ歌劇場の音楽監督の予定ですから、ちょうど今年はフリーだったんですね。

レヴァインの降板は残念ですが、代役がルイジであれば特に公演に支障は出ないでしょうし(むしろイタリア・オペラならイタリア人のルイジの方が気質が合うかもしれない)、これで取りあえず今年のMET来日公演は問題なし、と言いたいところですが、そもそもMET自体が来月、本当に日本に来るのかという問題があるので、必ずしも楽観はできないかなという気はします。

むろん現状では、METは予定通り来月に来日することになっているし、前述の公式サイトにも、「日本の人々を勇気づけるためもメトロポリタン・オペラは日本公演を実施する」と、まことに勇ましい文言を掲げているので、このまま行けば来日の運びとなりそうですが、それでも直前になって行政当局の通達により残念ながら、なんて事態も起こらないとは限らない、、某歌劇場なんて、その通達で日本から一目散に逃げ帰っていますし、、

その某歌劇場ですけど、前売りチケットを早々に購入し、準備万端で公演を楽しみにしていた一人として、無茶を承知で言わせていただくなら、あのフィレンツェ市長の帰国命令を「何を言うか」と跳ね付け、あのまま日本に留まってオペラ公演を敢行してくれていたら、それこそ後世に語り継がれるような逸話になったと思うんですけどね、、

いずれにしても、METは無事に来てくれることを祈るのみです。

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