コヴェントガーデン王立歌劇場(ロイヤルオペラ)の来日公演・ヴェルディ「椿姫」(NHKホール 9/19)


今日はNHKホールでコヴェントガーデン王立歌劇場(ロイヤルオペラ)の来日公演、ヴェルディ「椿姫」を観ました。

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指揮はアントニオ・パッパーノ。主要歌手は以下の通りです。

ヴィオレッタ: エルモネラ・ヤオ(第1幕)
ヴィオレッタ: アイリーン・ペレス(第2・3幕)
アルフレード:ジェームズ・ヴァレンティ
ジェルモン:サイモン・キーンリーサイド

この公演は先日も書きましたようにアンジェラ・ゲオルギューが外題役としてキャストされていたところ、先月末になって突如キャンセルとなり、代役としてアルバニア人ソプラノ歌手のエルモネラ・ヤオがキャストされていました。

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ところが今日の公演では、そのエルモネラ・ヤオも第1幕を歌ったあとで体調不良のため降板してしまうというハプニングがあり、また別のソプラノ歌手が「代打の代打」として第2幕以降を務めました。

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実際、第1幕のヤオのヴィオレッタは観ているのが気の毒なくらいに不調を極めており、幕切れ直前あたりなど、全然まともに歌えていないというくらいにボロボロな状態でした。

第2幕が始まる直前、ロイヤルオペラのゼネラルマネージャーが通訳とともに舞台上に現れ、エルモネラ・ヤオが体調不良のため第1幕のみで降板すると告げました。第2幕以降に関しては「幸いにも我々はもう一人、素晴らしいソプラノ歌手アイリーン・ペレスをご用意しております」と告知。このとき激しいブーイングが場内の方々から湧き起こり、「いいかげんにしろ!」と大声で怒鳴った人も、、、結局、代わったアイリーン・ペレスが最後までヴィオレッタを歌い切りました。

今日の公演の感想は後日、改めて出しますが、率直に言って大きく不満の残る舞台でした。

ちょうど先々月に観たトリノ王立歌劇場の「ボエーム」が、およそ非の打ちどころがないくらい素晴らしい舞台だったのに対し、こちらのコヴェントガーデン王立歌劇場の「椿姫」は残念ながら非の打ちどころ大あり、突っ込みどころ満載というのが率直なところです。私にとって唯一の収穫というべきは、リチャード・エア演出の勘どころが自分なりに腑に落ちたこと(やはりDVDで観るのと生で観るのとでは大違い)でしたが、いずれにしても世界有数の名門歌劇場とは、ちょっと思えないくらいのドタバタぶりに正直言って呆れました。

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