ボーグナーによるバルトークのピアノ作品集「ミクロコスモス」


バルトーク ミクロコスモス(抜粋)
 ボーグナー(pf)
 カメラータ 1998年 30CM539
30CM539

フェレンツ・ボーグナーのピアノ演奏によるバルトークのピアノ作品集「ミクロコスモス」のCDを聴きました。

これは以前にHMVオンラインサイトのCDセールで購入したもので、バルトークのピアノ作品集「ミクロコスモス」全153曲の中から計61曲が抽出され録音されています。

ここに収録されている61曲というのは、同曲集の全153曲のうちバルトーク自身が実際にコンサートで取り上げた曲のすべてなのだそうです。

ライナーノートには以下のようなコンセプトが掲げられています。

・ミクロコスモスの、とくに第1巻と第2巻は基本的にエチュード(練習)のための曲であり、鑑賞するための曲ではない。

・ミクロコスモスで鑑賞に耐える曲を選ぶとするなら、バルトークが生前コンサートで弾いたナンバーが、コンサートピースとしてレコーディングに値するはず。

これは確かに一理あるかなと思いました(鑑賞するための曲ではないか否かはともかく)。というのも、さすがに私も、このミクロコスモス全曲を1番から順に聴いていこう、なんていう気にはならないからですが、そうは言ってもナンバーが3ケタを超えたあたりから、ピアノ曲としてグッと面白くなるのも確かです。

このディスクでの全61曲の内訳を見ると、ミクロコスモス全6巻のうち第1巻からはゼロで、第2巻からは6曲、第3曲からは12曲、第4巻からは14曲、第5巻からは15曲、第6巻からは14曲が選ばれています。要するに第100番以降の作品に比重が置かれていることになり、実際に聴いてみて、この選曲だとCD一枚を続けて耳にしても飽きずに面白く聴くことができる、ということに気付かされました。

なお、フェレンツ・ボーグナーはハンガリー生まれの、シフ、ラーンキ、コチシュの「ハンガリー三羽烏」を生んだラドシュ門下のピアニストです。

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