日本フィル定期演奏会 (サントリーホール 1/29)


今日はサントリーホールで日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聴いてきました。

2010-01-29

指揮者は飯守泰次郎。演目は前半が小山清茂の「管弦楽のための鄙歌」第2番と湯浅譲二の交響組曲「奥の細道」、後半がブラームスの交響曲第4番というものでした。

飯守泰次郎の指揮と言えば、私がまず思い出すのは2008年2月に東京文化会館で上演された、二期会のワーグナー「ワルキューレ」です。

2008-02-23
           その時のチケットです。

これは二期会の威信を掛けたような全力投入による、見事なワルキューレの舞台だったのですが、その中にあって飯守は東京フィルを指揮し、長丁場ゆえに時折アンサンブルの綻びも耳に付いたとしても、全体を通して音楽を舞台の流れに密着し切り、この記念碑的な上演全体をグッと引き締めていたのが客席で聴いていて感銘深く、それが今でも強く印象に残っています。

対して今日の公演ですが、私は飯守の指揮によるブラームスを聴いたのは今日が初めてでしたが、聴いた印象として、彼のブラームスに対する確固とした演奏ビジョンのようなものは比較的明確に打ち出された演奏ではあったものの、そのビジョンが実際にオーケストラを媒介として音化される段階において、残念ながらレスポンスが必ずしも充分でない憾みがあり、その表現意欲が少なからず空転気味なようにも思えたのでした。

その演奏様式を一言でいうなら、それは激情型のブラームス、あるいは劇場型のブラームス、、?

いずれにしても、感想は例によって後日あらためて出すつもりです。

それにしてもサントリーホールの今年2月から3月の公演予定が、例年に比べ、目に見えてスカスカなのですが、これは一体どうしたことでしょうか。

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