「熱狂の日」最終日は「余韻」


「ラ・フォル・ジュルネ2009」最終日に行ってきました。

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あいにくの雨模様で、会場は写真のように日中から薄暗く、人出も前日までの盛況ぶりからするといまひとつな感じでした。

最終日は、以下の3公演を聴きました(曲目はすべてJ.S.バッハです)。

・公演343(Cホール):
カンタータ「ただ愛する神の摂理にまかせ」BWV93
カンタータ「主イエスキリストよ、ただ汝にのみ」BWV33
 アンタイ/ル・コンセール・フランセ

・公演345(Cホール):
ミサ曲ト短調BWV235
マニフィカトBWV243
 ピエルロ/リチェルカール・コンソート
 マリア・ケオハネ(ソプラノ)
 サロメ・アレール(ソプラノ)
 カルロス・メナ(カウンターテナー)
 ハンス=イェルク・マンメル(テノール)
 ステファン・マクラウド(バス)

・公演327(B7ホール):
管弦楽組曲第1番BWV1066
管弦楽組曲第2番BWV1067
 アンタイ/ル・コンセール・フランセ

以上のうち、最初の公演343は、2日目に聴いた公演244と同一内容のものです。これはもともと私の知人と聴くつもりで、当初から連席でチケットを取っていた公演で、まあ接待のようなものです。とはいえ、2日目とは席位置がだいぶ異なり、それに伴い演奏の印象も2日目とはそれなりに相違しました。

ということで、実質的には公演345と327の2公演が私にとっての最終日の演目となり、いずれも演奏自体は感銘深いものでしたが、2日目の4公演の圧巻ぶりに比すると質的・量的ともに及ばずというのが率直なところで、むしろ最終日は至福の2日目の余韻とでも言うような、そんな感じの一日でした。

あと、有料公演ではないですが、ブランデンブルグ広場のミュージックキオスク(通称鳥かご)で有料公演出演者の飛び入り公演(直前まで誰が来るのか知らされない)があって、そこでアンドレイ・コロベイニコフのピアノ演奏(以下の写真)を聴くことができました。

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演奏されたのは、バッハのシャコンヌのピアノ編曲版です。

欲を言うならもうひとつふたつ、有料公演を聴けたらなお良かったんですが、やはり出ませんでした、当日券。昼過ぎに会場に来て、とりあえずダメもとでチケット売り場へ行ってみると、、、

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「一般席の販売は全て終了しました」

まあ何と言いますか、今年は明らかに去年とは違いますね。

ただ、それにはどうやら相応の理由があるようで、むしろ今年は例外ということのようです。

正直、今年の「ラ・フォル・ジュルネ」での当日券の出なさ加減には私もちょっとムッとしていて、これでもし、実態がガラガラだったら執行部に苦情のひとつも、、と思っていたんですが、2日目のAホール最終公演、コルボのロ短調ミサでの客席の様子を目の当たりにし、そんな気も吹き飛びました。

なにしろ、開演21時過ぎで終演23時過ぎというタイムテーブルの公演にして、5千席の客席が8割がた埋まっているのですから!

これでは他の公演も推して知るべきで、当日券ゼロもやむを得ないでしょう。

そもそも私は、去年が5日開催だったという、大事なことを失念しておりました(3日しか行かなかったもので、、)。それが今年は3日に短縮されたので、チケットが取り難いのは自明の理ですね。なのに、おとといの当ブログで「腑に落ちない」とか、「信じがたい」とか、考え足らずに勝手なことを書いてしまってすみませんでした。

それでも、敢えてひとつだけ言わせていただくなら、最終日に聴いた最後の公演327、会場が「ケーテン」と銘打たれたB7ホールで、今回初めて入ったんですが、このホール、音響的にも視覚的にも、かなり問題を感じました。ちょっと、演奏家が気の毒な気がしましたし。これについては、また後日あらためて書きますけれど、、、

以上、いろいろ書きましたが、全体的には、特に2日目を中心に「ラ・フォル・ジュルネ」らしさを満喫しました。楽しかったです。

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