フランソワ=フレデリク・ギィによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ第23番「熱情」・第25番・第24番「テレーゼ」・第28番・第22番の感想


ベートーヴェン ピアノソナタ第23番「熱情」・第25番・第24番「テレーゼ」・第28番・第22番
 フランソワ=フレデリク・ギィ(pf)
 Zig-zag 2009~2012年ライヴ ZZT333
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フランソワ=フレデリク・ギィの演奏によるベートーヴェンのピアノ・ソナタピアノ・ソナタ第23番「熱情」・第25番・第24番「テレーゼ」・第28番・第22番。仏ジグ・ザグ・テリトワール。2009~2012年フランス、アルセナル・コンサートホールでのライヴ録音。

これは素晴らしい。ギィによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の6枚めになるが、音質が5枚めまでより明らかに良い。ダイナミックレンジの狭さが解消されており、強音のソノリティが伸び伸びと響いている。音質がいいとギィのアプローチがダイレクトに追い風になり、ベートーヴェンの中後期のソナタ特有の内省的ロマンティズムにピアニズムの美質が端的にフィットしていて、実に聴き映えがする。「熱情」でのキリッと冴えた弾き回しにも惹きこまれるが、圧巻は第28番。これほどの幻想美がこのソナタに内蔵されていようとは! 

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