フランソワ=フレデリク・ギィによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」・第5番・第6番・第7番の感想



ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」・第5番・第6番・第7番
 フランソワ=フレデリク・ギィ(pf)
 Zig-zag 2009~2012年ライヴ ZZT333
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フランソワ=フレデリク・ギィの演奏によるベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」・第5番・第6番・第7番。仏ジグ・ザグ・テリトワール。2009~2012年フランス、アルセナル・コンサートホールでのライヴ録音。

「悲愴」の第1楽章はかなり思い切った緩急対比が面白い。グラーヴェとアレグロのテンポ差が大きく、強い起伏力を印象づけられる。他の3曲も含めてフレージングに溜めが多く、ロマン派のソナタのような趣きがあり、ギィの洗練された音色の美感が、その印象を助長する。このあたり好悪は別れるだろうが、ひとつの見識に基づいたベートーヴェンとして傾聴に値する演奏である。

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