ヘンシェル&ベレゾフスキーによるマーラーの「子供の不思議な角笛」による歌曲全曲の感想


マーラー 「子供の不思議な角笛」による歌曲全曲
 ヘンシェル(br)、ベレゾフスキー(pf)
 Evil-Penguin 2012年 EPRC013
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ディートリヒ・ヘンシェルのバリトン歌唱とボリス・ベレゾフスキーのピアノ伴奏によるマーラーの「子供の不思議な角笛」による歌曲全曲。ベルギーEvil Penguin Records。2012年ロッテルダムでのセッション録音。

マーラーがドイツの民衆歌謡「子供の不思議な角笛」の歌詞に基づいて作曲した全ての歌曲を収録する、というコンセプトに基づき歌曲集「子供の不思議な角笛」全12曲(「三人の天使が歌った」と「原光」を含む)と、歌曲集「最後の7つの歌」の「死せる鼓手」と「少年鼓手」の2曲と、歌曲集「若き日の歌」のうち第2集と第3集に含まれる9曲、以上の計23曲の歌曲が収録されている。

まずヘンシェルの歌唱が絶品である。朗々たる美声、揺るがないフォームと完璧に近い歌いぶり。あえていうなら「だれがこの歌を作ったのだろう」で高音が少しだけ苦しそうなくらいか。ベレゾフスキーの伴奏も素晴らしい。決してパワフル一辺倒ではないが、要所要所で表出力のあるタッチを披露しヘンシェルの歌唱に多彩な奥行きを添えている。

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