マゼール/シュトゥットガルト放送響によるベートーヴェンの2番とバルトークのオケコンの感想


ベートーヴェン コリオラン序曲、交響曲第2番
&バルトーク 管弦楽のための協奏曲
 マゼール/シュトゥットガルト放送交響楽団
 Hanssler 1958年ライヴ 94224
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ロリン・マゼール指揮シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏によるベートーヴェンのコリオラン序曲と交響曲第2番およびバルトークの管弦楽のための協奏曲。独ヘンスラー。1958年シュトゥットガルト、リーダーハレでのライヴ録音。

ベートーヴェンの2曲は正直あまり惹かれない。58年のライヴにしては完成度は高いが、全体に音が柔らかく、フォルテはものを言わず、迫力に欠け、聴いていて面白味が薄い。これがバルトークになると演奏に俄然精彩が増す。ベートーヴェンで徹底的に抑制した金管や打楽器も活発に鳴らしつつ、細部まで抜かりなく、この音楽独特の名状しがたい色彩を、この年代のライヴでここまで克明に描き出していることに感嘆の念を覚えるし、ここぞという時の迫力も抜群。このバルトークはマゼールの隠れた名演と言い得るものだろう。

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