クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィルによるブルックナー交響曲第8番の感想


ブルックナー 交響曲第8番
 クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル 
 Altus 1961年ライヴ ALT225
ALT225

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるブルックナー交響曲第8番。アルトゥス。1961年ウィーン・ムジークフェラインでのライヴ録音。

ORFのアーカイヴに保管されていた正規のマスターテープからの 復刻でありピッチの適正化を含む音質面の改善が図られているとのこと。第1楽章冒頭からクナッパーツブッシュ独特の骨太かつ無造作なフレージングで濃密なブルックナーが押し出されていく。終楽章の山場での大芝居的なテンポの動きなど、時代を感じさせる解釈だが、ウィーン・フィルの味の濃いアンサンブルとあいまって、すこぶるスケールの大きな演奏が展開されていく様には聴いていて惹きこまれる。音質はモノラルで少し彫りが浅いが、音自体は鮮明で抜けが良い。ただ、第3楽章で細かい音飛びが多く聴かれ、かなり耳ざわりなのが残念である。

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