レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集CD9の感想


「レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集1946~61」CD9
 バーンスタイン/ボストン交響楽団、ニューヨーク・フィル他
 WHRA 1941~61年ライヴ 
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・コープランド:交響曲第2番「短い交響曲」
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1957年1月27日、ニューヨーク、カーネギー・ホール
・ロイ・ハリス:アメリカの信条
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1959年2月7日、ニューヨーク、カーネギー・ホール
・ウォルター・ピストン:管弦楽のための協奏曲
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1959年2月15日、ニューヨーク、カーネギー・ホール
・アーヴィング・ファイン:厳かな歌
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1959年4月19日、ニューヨーク、カーネギー・ホール

コープランドの交響曲だが、音質がいまいちで、作品の面白さがいまひとつ伝わってこない。この作品についてクーセヴィツキーがコープランドに「it's not too difficult. it's impossible」と言ったのは有名である。次のハリスは上のコープランドよりは音質が冴えているが、作品自体はっきり言って面白くない。1940年にシカゴ響の創立50周年を記念して作曲された曲だが、時節柄ナショナリズム丸出しである。続くピストンは音質が上のハリスと同じくらい良好。こちらは曲もハリスより面白い。バーンスタインの指揮も冴えている。バーンスタインはハーバード大学時代に作曲をウォルター・ピストンに師事している関係から、この作曲家には常に敬意を絶やさなかったという。最後のファインは音質が良くない。上のハリス&ピストンよりもモコモコ感が強く、弦の細部の動きが聴きとりにくい。バーンスタインは弦に厚みを持たせて濃密な音楽の流れを形成せしめている。音質が良ければさぞかし。アーヴィング・ファインはバーンスタイン同様ハーバード大学で作曲をウォルター・ピストンに師事。バーンスタインとの親交も厚かったという。

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