ポール・ワトキンス&ヒュー・ワトキンスによるボーウェン、バックスおよびアイアランドのチェロ・ソナタ


ボーウェン チェロ・ソナタ&バックス チェロ・ソナタ
&アイアランド チェロ・ソナタ
 ポール・ワトキンス(vc)、ヒュー・ワトキンス(pf)
 Chandos 2012年 CHAN10792
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ポール・ワトキンスのチェロとヒュー・ワトキンスのピアノによるボーウェン、バックスおよびアイアランドのチェロ・ソナタ。英シャンドスの新譜。2012年イギリス、サフォーク、ポットン・ホールでのセッション録音。

ボーウェンといえば英ハイペリオンから先般リリースされたヴァイオリンとピアノのための作品全集を最近よく聴いて楽しんでいるところ、今度はシャンドスの方からチェロ・ソナタの新譜がリリース。ポール・ワトキンスはルトスワフスキのチェロ協奏曲での好演ぶりが印象に新しいこともあり早速入手した。

このCDに収録されている3つのソナタはいずれも1920年代前半に作曲され、すべてビアトリス・ハリソンのチェロ演奏で世界初演されている。また、この3人の作曲家自身いずれもピアニストとしても高名だった点でも共通する。しかし作風はそれぞれに異なりがある。

ボーウェンのチェロ・ソナタはブラームス的な後期ロマン派の様式、バックスのチェロ・ソナタはドビュッシーからの影響が強い(とくに第2楽章の冒頭を聴いてドビュッシーを思い浮かべない人はいないはず)。アイアランドは後期ロマン派と印象主義の折衷様式だが、このソナタではドビュッシーの1917年のチェロ・ソナタの影響が色濃いと指摘されている。

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