ゲルギエフ/ロンドン響によるプロコフィエフの交響曲全集(その2)


プロコフィエフ 交響曲全集
 ゲルギエフ ロンドン交響楽団
 フィリップス 2004年ライブ 4757655

昨日にひきつづき、本全集のCD3に収録の演奏についての感想にいきますが、その前に、そもそも各CDにどの曲が収録されているのか書いてませんでしたので、それを書きます。

CD1:交響曲第1番、第4番(Op.112)
CD2:交響曲第2番、第3番
CD3:交響曲第4番(Op.47)、第5番
CD4:交響曲第6番、第7番

というわけで、昨日掲載の感想記におけるCD1の交響曲第4番というのは、Op.112の改訂版の方です。

そしてCD3ですが、収録曲が第4シンフォニー・オリジナル版と第5シンフォニーとなっていて、ちょうど先週サントリーで聴いた演目と同一です。

そのオリジナル版の第4番ですが、録音としてはレアですし、演奏としても改訂版(CD1)と同格の水準なんですが、やはり改訂版の後で聞くといかにもコンパクトで、ことに終楽章コーダなど改訂版より音楽がかなり落ちる感じが否めません。要するに、先週実演を聴いて感じたことと概ね同じ感想です。

つづく第5番は、第1楽章の(0:38)からのmpの低弦モチーフを強めに鳴らしていたり、(3:57)からのアニマート・モチーフの鋭い音彩といい、展開部から再現部にわたっての重低音の強烈な押しと高音の苛烈な色合いとの劇的な交錯ぶりといい、いずれも素晴らしく、まさに先週の実演でのインパクトを彷彿とさせるものです。コーダ(11:17)あたりでの破滅的なトッティの爆発も、すこぶるつきの迫力。

第2楽章は闊達なフットワークから、重みの載ったパンチの応酬という風のアンサンブル展開。それは第3楽章(6:31)あたりにも当てはまります。終楽章は総じてロンドン響の木管が絶好調、(4:04)からの低音弦のドルチェのコラールを、ppを強調し過ぎない、厚みの載ったボリュームで堂々と奏しているあたりもいい感じです。

CD4についてはまた後日。

コメント

 
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