ラムルー管弦楽団によるオール・ラヴェル・コンサート(LFJ2013公演)


5/4 東京国際フォーラムAホール
LFJ2013 公演215

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ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル ピアノ協奏曲
ラヴェル ラ・ヴァルス
ラヴェル ボレロ
 ラムルー管弦楽団
 フェイサル・カルイ (指揮)
 小山実稚恵 (ピアノ)
 佐渡裕(サプライズ・ゲスト、ボレロを指揮)

フランスの歴史あるオーケストラ、ラムルー管弦楽団がLFJに初登場。オール・ラヴェル・プログラム。

最初は「亡き王女のためのパヴァーヌ」。フランスのオケといっても、その響きにはトゥールーズとかパリ管あたりの洗練を極めたような響きとは異質なものが混ざっており、それが絶妙なスパイスとして作用している。適度に洗練されているが、洗練され過ぎてもいない、どこか鄙びた感触を残す響きに聴いていて惹きこまれた。

続いて小山実稚恵のソロでピアノ協奏曲。この曲は昨日はシャマユで、先月はル・サージュで聴いたが、小山実稚恵が最もオーソドックスなピアニズムという感じがした。最後にラ・ヴァルス。ついさっきフランスの名手ヌーブルジェのピアノ版で聴いたばかりで、今度はラヴェルゆかりのラムルー管による管弦楽版。ラ・フォル・ジュルネならではの贅沢というべきか。フェイサル・カルイの指揮はダンスを踊っているかのように優雅な身のこなし。

そのラ・ヴァルスが終って拍手もひとしきり、さてと腰を上げようとしたら、いきなりオーケストラがチューニングを開始。何事かと思っていると、ルネ・マルタンがステージに登場。

「今回LFJ初登場のラムルー管弦楽団は実は日本と大変に縁の深いオーケストラなのです。このオーケストラは20年近くにわたり日本人の指揮者により率いられていたからです。その指揮者をここに、サプライズ・ゲストとして紹介いたしましょう。ユタカ・サド!!」

われんばかりの大歓声に包まれるAホール。演目はラムルー管が世界初演を果たしたラヴェル「ボレロ」。

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