村治佳織によるロドリーゴの「ある貴紳のための幻想曲」ほか(LFJ2013公演)


5/4 東京国際フォーラムAホール
LFJ2013 公演214

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ロドリーゴ ある貴紳のための幻想曲
ファリャ 交響的印象「スペインの庭の夜」
 村治佳織 (ギター)
 ルイス・フェルナンド・ペレス (ピアノ)
 ジャン=ジャック・カントロフ (指揮)
 シンフォニア・ヴァルソヴィア
 
ロドリーゴ&ファリャというスペイン・プログラム。正直2曲とも特に思い入れのある作品ではないが、それぞれギタリストとピアニストに人を得て魅力的な演奏を聴けた。村治佳織のギターが奏でるメロディの流れは良い意味で癒し系というのか実に心地よい心持ちに誘わせてくれる。この曲にこれほど魅惑的なメロディが溢れていたのかと今更ながらに思った。スペイン音楽のスペシャリストであるペレスのピアニズムもファリャの音楽の生理にフィットしていて好ましかった。

しかし忘れてはならないのがシンフォニア・ヴァルソヴィア。このオケはLFJ常連中の常連オケであり、個人的にもすっかりお馴染みとなった。2008年のベートーヴェン三重協奏曲(エンゲラー&マフチン&クニャーゼフ)を皮切りに2009年はバッハのピアノ協奏曲(エンゲラー&ベレゾフスキー)、2010年はショパンのピアノ協奏曲第2番(ポゴレリッチ)とモーツァルトのレクイエム(コルボの指揮)、2012年はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番(ベレゾフスキー)で聴いている。

強烈な印象を残すオーケストラではないが、アンサンブルの安定感が抜群で、いつも安心して聴ける。まさにLFJにとって縁の下の力持ち。地味ながら、このオーケストラにLFJは支えられていると言っても過言ではないと思う。

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