トリオ・ヴァンダラーによるフォーレのピアノ三重奏曲ほか(LFJ2013公演)


5/3 東京国際フォーラムB7ホール
LFJ2013 公演125

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フォーレ ピアノ三重奏曲
ケクラン ブルターニュの歌
ケクラン 4つの小品 op.32
ケクラン ラメント
 トリオ・ヴァンダラー
 根本雄伯(ホルン)

トリオ・ヴァンダラーの実演を聴くのは今回が初めて。正直、リチェルカール・コンソートとベレゾフスキーの間のつなぎに取った公演だったのだが、ここでのフォーレが実に素晴らしくて惹き込まれた。

3人のアンサンブルが醸し出す響きの高貴な透明感が絶妙であり、それがフォーレの透明なメランコリーを帯びた楽想に無上にフィット。少しも押し付けがましくなく、それでいて音楽がナチュラルに身に浸透していくような感覚が聴いていて何とも言えない深い感銘を喚起したし、なるほどフォーレのピアノ・トリオはフランス本場のアンサンブルで聴くと、これほどの幸福感に満たされる音楽なのかと、改めて思い知らされた。

続いてケクランの作品が3つ続けて演奏された。最初の「ブルターニュの歌」はチェロとピアノの二重奏で、フォーレを更に親しみ易くしたような耳当たりの良い音楽。続く「4つの小品 op.32」はピアノ、ヴァイオリン、ホルンの三重奏曲という珍しい編成。根本雄伯の吹くホルンが実にメロディアス。ホルンとはこんなに美しくメロディを歌えるものかと、ここでも再認識。最後のラメントでは、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ホルンの四重奏という新鮮なハーモニーを面白く聴いた。

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