ビエロフラーヴェク/BBC交響楽団によるスークの交響詩「夏のおとぎ話」&「プラハ」


スーク 交響詩「夏のおとぎ話」、交響詩「プラハ」
 ビエロフラーヴェク/BBC交響楽団
 シャンドス 2012年 CHSA5109
CHSA5109

イエジ・ビエロフラーヴェク指揮BBC交響楽団の演奏によるスークの交響詩「夏のおとぎ話」と同「プラハ」。英シャンドスの新譜。2012年1月イギリス、ワトフォード・コロッセウムでのセッション録音。

ビエロフラーヴェク/BBC響は昨年オニキスからリリースされたマルティヌーの交響曲全集が非常に良かったので先般スプラフォンから出たスークのアスラエル交響曲のライヴ盤を入手したばかりだが、今度はシャンドスからスークの交響詩のアルバムが出たので、こちらも入手した。

この2曲の交響詩は今まで聴いたことがなかった。以下ライナーノートの解説によるが、交響詩「プラハ」はスークが1904年春のスペイン滞在中に母国チェコの歴史や神話を題材とした交響詩として着想された曲だったが、しかし同年5月に作曲の師であるドヴォルザークが死去、追い打ちをかけるように同年7月にドヴォルザークの娘にしてスークの妻であったオティリエが死去と、立ち続けに不幸に見舞われたため、その作曲を一時中断するも、悲しみを乗り越えて同年10月に全曲を完成させている。

この直後に作曲されたのが、死去した二人のための鎮魂歌ともいうべき交響曲第2番「アスラエル」であり、それを1906年に完成させたあと、1907年に交響詩「夏のおとぎ話」の作曲に着手。これはボヘミアの夏の詩趣に着想を得た作品であり、最終的には全曲の演奏に一時間近くを要する巨大な交響詩として1909年に完成され、アスラエル交響曲と並んでスークの後期を代表する作品とみなされている。

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