バレンボイム/ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラによるベートーヴェン交響曲全集


ベートーヴェン 交響曲全集
 バレンボイム/ウエストイースタン・ディヴァン・オーケストラ
 デッカ 2011年ライヴ 4783511
4783511

ダニエル・バレンボイム指揮ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラによるベートーヴェン交響曲全集。英デッカの新譜。2011年8月ケルンでのライヴ録音。第9終楽章の歌手はアンナ・サムイル(ソプラノ)、ヴァルトラウト・マイアー(メゾ・ソプラノ)、ペーター・ザイフェルト(テノール)、ヴォルフガング・コッホ(バス)。

ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラはイスラエルとレバノンの対立を軸とする中東紛争を憂えたパレスチナの文学者エドワード・サイードが、音楽による異人種の共生をテーマとしてバレンボイムともに1999年に創設したオーケストラであり、そのメンバーは中東地域から国籍を越えて(エジプト、シリア、レバノン、ヨルダン、チュニジア、イスラエル)集められた14歳から25歳の若い音楽家たちによって構成されている。

このような明確な演奏理念を持つ若い多国籍オケを指揮したバレンボイムがどのようなベートーヴェン像を披歴するか、ぜひ聴いてみたいと思い入手した。

そのバレンボイムのベートーヴェン交響曲全集といえば以前にベルリン・シュターツカペレを指揮して録音したセットが思い出される。

3984-27838-2
ベートーヴェン 交響曲全集
 バレンボイム/ベルリン・シュターツカペレ
 テルデック 1999年 3984-27838-2

これはリリース当初、昨今では珍しくなった重厚なフォームでの、本格的なベートーヴェンとして評判になったし、個人的な印象としてもバレンボイムの表現自体には惹かれるものが多かった。ただ音質が若干プアであり、このコンビの実演を何度か耳にした印象からすると、もう少し潤いのあるアコースティックであればさぞかしとも思えるものだった。

今回のベートーヴェン全集はCD5枚組でのリリースであり、演奏時間の関係でCD6枚組でのリリースだった旧全集と比べると全体的にタイムが若干スリムになっている。

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