レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集CD6の感想

「レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集1946~61」CD6
 バーンスタイン/ボストン交響楽団、ニューヨーク・フィル他
 WHRA 1941~61年ライヴ 
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・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
 レナード・バーンスタイン(ピアノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1950年2月19日、ニューヨーク、カーネギー・ホール
 
弦チェレは音質がモコモコして響きの抜けが悪いのが残念だがバーンスタインの指揮には独特の急迫感と熱気がある。ベートーヴェンも弦チェレと同日のライヴ録音だがこちらの方が少し音がいい。演奏は悪くないが、バーンスタインの弾き振りとしてはDisc5のラヴェルほどのインパクトはない。

レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集CD5の感想


「レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集1946~61」CD5
 バーンスタイン/ボストン交響楽団、ニューヨーク・フィル他
 WHRA 1941~61年ライヴ 
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・ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調-リハーサル
 レナード・バーンスタイン(ピアノ)
 ボストン交響楽団
 録音:1949年12月5日、ボストン、シンフォニー・ホール
・コープランド:荘厳な儀式のための序言
・ショスタコーヴィチ:国連行進曲
・ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
・ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」~第4楽章の一部
 レナード・バーンスタイン(ピアノ)
 イルマ・ゴンザレス(ソプラノ)
 ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)
 ロール・ジョバン(テノール)
 ニコラ・モスコーナ(バス)
 大学生合唱団
 ボストン交響楽団
 録音:1949年12月10日、ニューヨーク、カーネギー・ホール
 
ボストン響との録音群(Disc1~Disc5)の中では最も音質が良い。バーンスタインの弾き振りによるラヴェルの協奏曲が秀逸。「ピアニスト・バーンスタイン」の実力のほどが端的に伺われる目覚ましい演奏。ベートーヴェンの第9は終楽章のバス独唱が入るところから最後までが収録されているが、ここだけ聴くかぎり、バーンスタインにしては随分タンパクな演奏に思えてしまう。最後の追い込みのぬるさなど、後年のウィーン・フィルとの第9に比べると、かなりの開きを感じる。

レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集CD8の感想


「レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集1946~61」CD8
 バーンスタイン/ボストン交響楽団、ニューヨーク・フィル他
 WHRA 1941~61年ライヴ 
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・ヴァイル:三文オペラ(ブリッツスタイン英訳版)
 ロッテ・レーニャ(ジェニー)
 ジョー・サリヴァン(ポリー)
 デイヴィッド・ブルックス(マックヒース)
 マーク・ブリッツスタイン(語り)
 録音:1952年6月14日、マサチューセッツ州ブランダイス大学)

記録的価値は高いのだろうが、残念ながら音質がプア。バーンスタインの指揮も全般によそ行きというか、それほどヴァイルに共感しているようには聴こえない。

レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集CD4の感想


「レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集1946~61」CD4
 バーンスタイン/ボストン交響楽団、ニューヨーク・フィル他
 WHRA 1941~61年ライヴ 
WHRA6048.jpg

・マーラー:交響曲第2番「復活」
 アデーレ・アディソン(ソプラノ)
 ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)
 ボストン交響楽団
 録音:1949年11月25日、ボストン、シンフォニー・ホール

音質的にもうひとふんばり欲しかったというのが正直なところ。せめてDisc2のショスタコ7番くらいの音質だったらと思ってしまう。それでも稀代のマーラー指揮者としての後年の才気の片鱗は随所に感じ取れる。第1楽章展開部から再現部にかけてのバーンスタインならではの常軌を逸した音楽の迫力など、プアな音質を超えてジリジリと伝わってくる。

レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集CD2の感想


「レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集1946~61」CD2
 バーンスタイン/ボストン交響楽団、ニューヨーク・フィル他
 WHRA 1941~61年ライヴ 
WHRA6048.jpg

・ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」リハーサル
 ボストン交響楽団
 録音:1948年12月22日、ボストン、シンフォニー・ホール

音質は48年にしては上等だが、曲が曲だけに不満も少なくない。オケの動きは甘いし、バーンスタインの指揮にも後年のショスタコーヴィチでの強烈な爆発力からすると、かなり規範的な表現に聴こえてしまう。しかし、妙に音楽が生々しいのは、この作品のもつ時代性の特質ゆえか。

レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集CD1の感想


「レナード・バーンスタイン歴史的放送録音集1946~61」CD1
 バーンスタイン/ボストン交響楽団、ニューヨーク・フィル他
 WHRA 1941~61年ライヴ 
WHRA6048.jpg

・ダイアモンド:前奏曲とフーガ第3番
・シューマン:交響曲第2番 ボストン交響楽団
 録音:1946年3月22日、ボストン、シンフォニー・ホール
・ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」リハーサル
 ボストン交響楽団
 録音:1948年12月22日、ボストン、シンフォニー・ホール

シューマン2番でのバーンスタインの怒涛のようなオーケストラドライブが凄い。さすがに音質はふるわないが、アンサンブルを迷いなくガンガン走らせる牽引力に惹きつけられる。セッション録音のダイアモンドはバーンスタインの初録音。ピアニストとしてのレコーディングデビューだった。レニングラードのリハーサルはシュマ2より音質がいい。第1楽章の中盤が入念にさらわれている。

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