ケント・ナガノ/バイエルン国立管弦楽団によるブルックナー交響曲第7番の感想


ブルックナー 交響曲第7番
 ケント・ナガノ/バイエルン国立管弦楽団
 ソニー・クラシカル 2010年ライヴ 88697909452
88697909452

ケント・ナガノ指揮バイエルン国立管弦楽団によるブルックナー交響曲第7番。ソニー・クラシカル。2010年9月、ベルギーのゲントでの演奏会のライヴ収録。

平凡なブルックナー。線が細いわりに響きがもっさりとしているし、音色にも冴えが薄い。音質もフォーカスが甘い。

コンドラシン/南西ドイツ放送交響楽団によるマーラー交響曲第6番「悲劇的」の感想


マーラー 交響曲第6番「悲劇的」
 コンドラシン/南西ドイツ放送交響楽団
 ヘンスラー 1981年ライヴ 94217
94217

キリル・コンドラシン指揮バーデンバーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団の演奏によるマーラー交響曲第6番「悲劇的」。独ヘンスラーCD。1981年1月バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオでのライヴ収録。

コンドラシンは1981年3月にアムステルダムの演奏会でマーラーの交響曲第1番を指揮した直後に心臓発作で世を去ることになったが、本CDに収録されている演奏は同年1月の奇しくも同じマーラーのライヴ。怒涛のようなマーラーというべきか。全体的にテンポが速いが、とくに終楽章はつんのめるようなスピードでガンガン突き進む。それでもアンサンブルは乱れず強烈な響きを次々と繰り出してくる。これは凄い、、、。

ロジェストヴェンスキー/ロンドン・フィルによるショスタコーヴィチ交響曲第8番の感想


ショスタコーヴィチ 交響曲第8番
 ロジェストヴェンスキー/ロンドン・フィル
 Lpo 1983年ライヴ LPO0069
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ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるショスタコーヴィチ交響曲第8番。ロンドン・フィル自主制作レーベル。1983年ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音。

ざらついた音質のため最初は駄目かなと思って聴いていると12分過ぎあたりから音楽がみるみる凄絶化してくる。ソ連国立文化省響とのタコ8と比べて金管の突出が明らかに抑えられているがここぞという時の情け容赦ないアンサンブルの追い込みはロジェストヴェンスキーのショスタコの特性を如実に示す。もう少し音質が良ければいいのだが、、。

パレー/デトロイト響によるマーラー交響曲第5番の感想


ベートーヴェン ピアノ協奏曲第2番
&メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
&マーラー 交響曲第5番
 グールド(pf)、スタインハード(vn)
 パレー/デトロイト交響楽団
 Tahra 1959年・60年ライヴ TAH721TAH721

ポール・パレー指揮デトロイト交響楽団の演奏によるマーラー交響曲第5番。仏TAHRA。1959年デトロイトでのコンサートのライヴ録音。併録としてパレー/デトロイト響とグレン・グールドの共演によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番(1960年デトロイトでのライヴ)、同じくアーノルド・スタインハードとの共演によるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(1959年デトロイトでのライヴ)も収録されている。

ベートーヴェン:冒頭からものものしいテンポで始まり、アンサンブルの味が非常に濃い。グールド一流のスタカート奏法も小気味よく音楽に調和している。メンデルスゾーン:かなりオンマイク。スタインハードの端正な弾き回しによる正攻法のメンコン。マーラー:あちこちで金管が吹きそこなっているし、ぶっちゃけ完成度は低い。しかし表出力は高い。速めのテンポの推進力もいいし、第2楽章などでトランペットやティンパニを強めに響かせているのもいい。

N.ヤルヴィ/ベルゲン・フィルによるスヴェンセンの交響曲第1番の感想


スヴェンセン 交響曲第1番、ヴァイオリン協奏曲ほか
 N.ヤルヴィ/ベルゲン・フィル、トゥーシェン(vn)
 Chandos 2012年 CHAN10766
CHAN10766.jpg

ネーメ・ヤルヴィ指揮ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるスヴェンセンの交響曲第1番。英シャンドスの新譜。2012年8月ノルウェー、ベルゲン、グリーグホールでのセッション録音。他にスヴェンセンの「ノルウェーの芸術家の謝肉祭」、ヴァイオリン協奏曲(ソロはマリアンネ・トゥーシェン)、「2つのアイスランドの旋律」が収録されている。

どれもロマンティックで、聴き易いが、いまいち心に迫ってこないという点で、同じ北欧のアッテルベリと同じような印象。ただ交響曲第1番にはシューマンやメンデルスゾーンに近いような匂いを感じる。第3楽章はチャイコ「くるみ割り人形」に非常に似ている。

ガーディナー/オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークによるブラームスのドイツ・レクイエムの感想



ブラームス ドイツ・レクイエム
 ガーディナー
  /オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
 ソリ・デオ・グローリア 2008年ライヴ SDG706
SDG706

ジョン・エリオット・ガーディナー指揮オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークの演奏によるブラームスのドイツ・レクイエム。英ソリ・デオ・グローリア。2008年エディンバラ・アッシャー・ホールでのライヴ録音。歌手はキャサリン・フーグ(ソプラノ)とマシュー・ブロック(バリトン)。

ガーディナー/ORRとしては2度目のブラレクだが、先の録音が霞んでしまうほど今回のブラレクは素晴らしい。キメ細やかなアンサンブル、オケと歌手・合唱との絶妙なバランス、磨き抜かれた響きの訴求力の強さ、音質、どれも一級品。シュッツの宗教曲からブラレクにつなげるあたりの選曲センスもガーディナーらしい。

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