ゲルギエフ/ロンドン交響楽団によるシマノフスキの交響曲第3番・第4番とスターバト・マーテル


シマノフスキ 交響曲第3番・第4番、スターバト・マーテル
 ゲルギエフ/ロンドン交響楽団
 Lso-Live 2012・2013年ライヴ LSO0739
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ワレリー・ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団の演奏によるシマノフスキの交響曲第3番「夜の歌」&第4番(協奏交響曲)およびスターバト・マーテル。英Lso-Liveの新譜。2012年・2013年ロンドン、バービカン・ホールでのライヴ録音。

交響曲第4番のピアノ独奏はデニス・マツーエフ。交響曲第3番とスターバト・マーテルの歌唱陣はトビー・スペンス(テノール)、サリー・マシューズ(ソプラノ)、エカテリーナ・グバノワ(メゾ・ソプラノ)、コスタス・スモリギナス(バリトン)。

ゲルギエフ/ロンドン響のシマノフスキといえば交響曲第1番と第2番という異色の組み合わせの新譜を入手したばかりだが、間髪入れずに今度は残り2つの交響曲を収録した新譜がリリースされたのでこちらも入手した。

ハンスリップとチェトゥーエフによるメトネルのヴァイオリン・ソナタ第1番&第3番「エピカ」


メトネル ヴァイオリン・ソナタ第1番・第3番「エピカ」
 ハンスリップ(vn)、チェトゥーエフ(pf)
 ハイペリオン 2012年 CDA67963
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クロエ・ハンスリップのヴァイオリンとイーゴリ・チェトゥーエフのピアノによるメトネルのヴァイオリン・ソナタ第1番&第3番「エピカ」。英ハイペリオンの新譜。2012年イギリス、モンマス、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホールでのセッション録音。

昨年ハイペリオンにデビューしてから順調に新譜のリリースを重ねているハンスリップだが、どの録音を聴いてもメロディの歌わせ方が絶品で作品の魅力を鮮やかに描き出している。今回のメトネルも早速入手した。

スクロヴァチェフスキ/ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルによるブラームス交響曲第4番



ブラームス 交響曲第4番
 スクロヴァチェフスキ/ 
  ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル

 エームス 2011年 OC410
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スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるブラームス交響曲第4番。独エームスの新譜。2011年ザールブリュッケン・コングレスハレでのセッション。

このコンビによるブラームスの交響曲チクルスは2年前にリリースの交響曲第1番に始まり、昨年リリースの2番&3番を経て今回の4番をもって完結した。

ちょっと不可解なのはブラームス全4曲の収録を2011年の春に集中的に行っていながら、なぜ各曲のリリースにこれほど間隔が開いたのかという点で、もう少し早期に全曲を一気にリリースすることもできたはずだが、あるいはエームス側が読売日響に配慮したのだろうか。

というのも2年前スクロヴァチェフスキが読売日響を指揮したブラームス交響曲第4番が新譜としてリリースされた直後にエームスの方からも交響曲第1番がリリースされた経緯があるからで、このとき本当はエームスとしては全集として一気にリリースしたかったが、さすがに同じ曲の新譜がバッティングするのはマズいと考え、敢えて一定のリリース間隔を設けたのかもしれない。

いずれにせよ本チクルスは最初に出た交響曲第1番の演奏内容から度肝を抜かれたので、こうして4曲とも無事リリースされて良かったと思う。

ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるシューベルト交響曲第9番「グレート」


シューベルト 交響曲第9番「グレート」
 ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 RCA 2012年 88697973982
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デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるシューベルト交響曲第9番「グレート」。RCAの新譜。2012年チューリヒ、トーンハレでのセッション録音。

2年前の「未完成」に始まり、その斬新なインパクトが常に魅力的だったジンマン/トーンハレのシューベルト・チクルスもこれで完結。今回も楽しみに聴いてみたい。

バラティによるイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全集


イザイ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全集
 バラティ(vn)
 Brilliant 2013年 BRL94678
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クリストフ・バラティのヴァイオリン演奏によるイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全集。ブリリアント・クラシックスの新譜。2013年ハンガリーでのセッション録音。

1979年ハンガリー・ブダペスト生まれのバラティは前回リリースのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集での辣腕ぶりが印象に新しいが、それに続いて今度はイザイのソナタ全集をリリースしたので早速入手した。

ヴェルザー=メスト/ウィーン国立歌劇場によるワーグナーのワルキューレ第1幕


ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」第1幕
 ヴェルザー=メスト/ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 オルフェオ 2007年ライヴ ORFEOR875131
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フランツ・ヴェルザー=メスト指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団の演奏によるワーグナー楽劇「ワルキューレ」第1幕。独オルフェオの新譜。2007年ウィーン国立歌劇場でのライヴ収録。歌手はニーナ・ステンメ(ジークリンデ)、ヨハン・ボータ(ジークムント)、アイン・アンガー(フンディング)。
 
一昨年の来日時のローエングリンが強烈だったヨハン・ボータがジークムントを歌っているので早速入手した。

ステンハンマル四重奏団によるステンハンマルの弦楽四重奏曲第3番&第4番


ステンハンマル 弦楽四重奏曲第3番&第4番ほか
 ステンハンマル四重奏団
 Bis 2011・2012年 BISSA1659
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ステンハンマル四重奏団の演奏によるステンハンマルの弦楽四重奏曲第3番および第4番。瑞BISの新譜。2011年~2012年スウェーデンでのセッション録音。ほかにステンハンマル作曲の組曲「ロドレッシの歌」よりエレジーと間奏曲も併録されている。

スウェーデンのレーベルBISによる自国の作曲家ヴィルヘルム・ステンハンマルの弦楽四重奏曲録音プロジェクトの嚆矢ということで興味をそそられ入手した。ステンハンマル四重奏団を聴くのは初めてだが、カルテット名に作曲家の名前を冠しているだけに、どのような演奏が聴けるか楽しみ。

スクロヴァチェフスキ/ロンドン・フィルによるブルックナー交響曲第7番


ブルックナー 交響曲第7番
 スクロヴァチェフスキ/ロンドン・フィル
 Lpo 2012年ライヴ LPO0071
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スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるブルックナー交響曲第7番。ロンドン・フィル自主制作レーベルの新譜。2012年10月ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音。

昨年の秋に初台で読売日響を指揮し練達のベートーヴェンを披歴したスクロヴァチェフスキ。今回リリースのブルックナーはその翌月のロンドンでのライヴということで早速入手した。

カサドシュ&ミトロプーロス/ウィーン・フィルによるベートーヴェン「皇帝」の1957年ルツェルンライヴ


ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
&モーツァルト ピアノ協奏曲第20番
 カサドシュ(pf) ミトロプーロス/ウィーン・フィル
 ハスキル(pf) クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団
 Audite 1957年・59年ライヴ AU95623
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クララ・ハスキルのピアノ独奏とオットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団の伴奏によるモーツァルトのピアノ協奏曲第20番、およびロベール・カサドシュのピアノ独奏とディミトリ・ミトロプーロス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」。独Auditeの新譜。1957年(ベートーヴェン)、1959年(モーツァルト)ルツェルン音楽祭でのライヴ録音。
 
カサドシュの「皇帝」には複数の録音がリリースされているが、個人的にはハンス・ロスバウト指揮アムステルダム・コンセルトヘボウとの録音が珠玉の名演だと思っている。今回Auditeからリリースされたのはその4年前のライヴでオケがウィーン・フィルということもあり興味津々で入手した。

トリオ・ヴァンダラーによるマントヴァーニの室内楽作品集


マントヴァーニ 室内楽作品集
 トリオ・ヴァンダラー、デゼール(pf) 
 Mirare 2011年 MIR159
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トリオ・ヴァンダラーによるマントヴァーニの室内楽作品集。仏Mirareの新譜。2011年フランスでのセッション録音。

収録曲は「シューベルトの名による8つの楽興の時」ほか、フランスの現代作曲家ブルーノ・マントヴァーニが2006年から2009年にかけて作曲した5曲の室内楽が収録されており、トリオ・ヴァンダラーの各奏者と、フランスのピアニストであるクレール・デゼールとが分担して各曲の演奏パートを務めている。

今年のラ・フォル・ジュルネで聴いたフォーレのピアノ・トリオが絶妙だったトリオ・ヴァンダラーの最新録音ということで早速入手した。

ちなみにシューベルトの名による8つの楽興の時はマントヴァーニが2008年にナントのラ・フォル・ジュルネの委託作品として作曲したピアノ・トリオで、同音楽祭でトリオ・ヴァンダラーにより初演されている。この年の音楽祭のテーマ作曲家がシューベルトだったことから、「フランツ・シューベルト(Franz Schubert)」を構成する「F・A・S・C・H」の5文字を音符に置き換えた「F・A・E♭・C・B」の音形(S→Es [エス]→E♭、H[ハー]→B)が主題に用いられている。

ゲルギエフ/ロンドン交響楽団によるシマノフスキの交響曲第1番と第2番


シマノフスキ 交響曲第1番・第2番
 ゲルギエフ/ロンドン交響楽団
 Lso-Live 2012年ライヴ LSO0731
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ワレリー・ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団の演奏によるシマノフスキの交響曲第1番と第2番。英Lso-Liveの新譜。2012年ロンドン、バービカン・ホールでのライヴ録音。

現在マリインスキー・オーケストラと録音を継続しているショスタコーヴィチ交響曲チクルスで好調を維持しているゲルギエフだが今回は手兵ロンドン響を指揮し近代ポーランドの作曲家カロル・シマノフスキの交響曲集をリリース、それも比較的ポピュラーな交響曲第3番「夜の歌」でも交響曲第4番「協奏交響曲」でもなく滅多に録音されない第1番と第2番の組み合わせというので興味を引かれ入手した。

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