クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィルによるブルックナー交響曲第8番


ブルックナー 交響曲第8番
 クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル 
 Altus 1961年ライヴ ALT225
ALT225

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるブルックナー交響曲第8番。アルトゥスの新譜。1961年ウィーン・ムジークフェラインでのライヴ録音。

クナッパーツブッシュのブル8というと最近アウディーテからリリースされた「RIASレコーディングス」での、ベルリン・フィルを指揮した放送録音が思いだされるが、その音質改善の度合いには目覚ましいものがあった。

今回リリースされたウィーン・フィルとのライヴはORFのアーカイヴに保管されていた正規のマスターテープからの初めての復刻であり、ピッチの適正化を含む音質面の改善が図られているとのこと。

ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管によるシューベルトの交響曲第1番&第2番


シューベルト 交響曲第1番・第2番
 ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 RCA 2011年 88697871472
88697871472

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるシューベルトの交響曲第1番と第2番。RCAの新譜。2011年2月~3月チューリヒ、トーンハレでのセッション録音。

昨年末の未完成交響曲に続く、このコンビのシューベルト交響曲全曲チクルスの第2弾だが、その前回リリースの「未完成」は史上最速級のテンポでガンガン突っ走る第1楽章、スコアに無い音形を木管に吹かせた第2楽章など、やりたい放題という感じの演奏だった。おそらく今回も正攻法ではないような気がする。おっかなびっくり聴くことになるだろう。

ドライヴァーとマクドナルド/BBCスコティッシュ響によるチゾームのピアノ協奏曲集


チゾーム ピアノ協奏曲集
 ドライヴァー(pf) マクドナルド/BBCスコティッシュ響
 ハイペリオン 2011年 CDA67880
CDA67880

ダニー・ドライヴァーのピアノ・ソロとロリー・マクドナルド指揮BBCスコティッシュ交響楽団の伴奏によるチゾームのピアノ協奏曲集。英ハイペリオンの新譜。2011年6月グラスゴー、シティ・ホールでのセッション録音。

収録曲はピアノ協奏曲第1番および第2番。それぞれ「ピーブロック」「ヒンドゥスタニ」という副題が与えられている。ピーブロックというのはスコットランド地方のバグパイプのための音楽であり、ヒンドゥスタニはインドの音楽形式のことを指している。

エリック・チゾームは1904年にスコットランドのグラスゴーに生まれた作曲家であり、主に指揮者として20世紀中葉のスコットランド音楽界に貢献したが、作曲家としての功績に関しては十分には評価されておらず、録音も少ない。

以前に入手したボーウェンのピアノ協奏曲集のCDでの切れ味するどく清冽なピアニズムが印象に残っている、ダニー・ドライヴァーのピアノ・ソロということもあり早速入手した。

ムストネンによるスクリャービンのピアノ作品集


スクリャービン ピアノ作品集
 ムストネン(pf)
 Ondine 2011年 ODE1184
ODE1184

オリ・ムストネンのピアノ演奏によるスクリャービンのピアノ作品集。オンディーヌ・レーベルの新譜。2011年6月フィンランド、ヤルヴェンパー・ホールでのセッション録音。収録曲は12の練習曲(作品8)、6つの前奏曲(作品13)、5つの前奏曲(作品16)、「炎に向かって(作品72)」およびピアノ・ソナタ第10番。

ヘルシンキ生まれのピアニスト・ムストネンは周知のようにデッカ時代から多くの録音をリリースしている。持ち前の透明感のあるタッチから繰り出される独特のピアノの語り口に味があり、とくに北欧・ロシア系の作品に優れた音楽性を発揮していた。

スクリャービンは意外にもこれまで録音しておらず、今回が初めてのレコーディングとのこと。

パッパーノ/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団によるマスネの歌劇「ウェルテル」全曲


マスネ 歌劇「ウェルテル」全曲
 パッパーノ/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
 グラモフォン 2011年ライヴ 4779340
4779340

アントニオ・パッパーノ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団の演奏によるマスネの歌劇「ウェルテル」全曲。独グラモフォンの新譜。2011年5月ロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場でのライヴ録音。歌手はロランド・ヴィラゾン(ウェルテル)、ソフィー・コッシュ(シャルロッテ)、中村恵理(ゾフィー)、オーデュン・イヴェルセン(アルベルト)。

パッパーノ/コヴェント・ガーデンは一昨年NHKホールでヴェルディの「椿姫」を聴いたが、この時は外題役のプリマがドタキャン、その代役歌手も絶不調で第1幕だけ歌って降板、という散々な舞台だったためか、オーケストラの演奏に関しても正直あまり良い印象が残っていない。

本拠地コヴェント・ガーデンでのこのコンビの真価なりが聴ければと思い入手した。

ヴェッキア/ローマ交響楽団によるカゼッラの交響曲第3番


カゼッラ 交響曲第3番
 ラ・ヴェッキア/ローマ交響楽団
 ナクソス 2008年 8572413
8572415

フランチェスコ・ラ・ヴェッキア指揮ローマ交響楽団の演奏によるカゼッラの交響曲第3番。昨年ナクソスからリリースされたCD。2008年ローマ、OSRスタジオでのセッション録音。ほかに「英雄のエレジー」というカゼッラ作品も収録されている。こちらは2010年の録音。

20世紀イタリアの作曲家アルフレード・カゼッラは3曲の交響曲を残している。そのうち交響曲第1番と第2番のCDは最近入手したが今回は残りの交響曲第3番のCDを取り寄せた。

この交響曲第3番は1939年から40年にかけてシカゴ交響楽団の創立50周年記念嘱託作品として作曲されている。

マンゼ/ヘルシングボリ交響楽団によるブラームス交響曲全集


ブラームス 交響曲全集
 マンゼ/ヘルシングボリ交響楽団
 Cpo 2009・2010年 777720
777720

アンドルー・マンゼ指揮ヘルシングボリ交響楽団の演奏によるブラームス交響曲全集。独Cpoの新譜。2009・2010年ヘルシングボリ・コンサートホールでの録音。交響曲4曲のほかハイドン主題変奏曲、悲劇的序曲、大学祝典序曲も収録されている。

マンゼ/ヘルシングボリ響は4年前にハルモニア・ムンディからベートーヴェンのエロイカの録音をリリースしており、個性的ながら惹かれるところの多い演奏だった。それでベートーヴェンの続編を期待したが、それ以降リリースが途絶えていた。それが忘れた頃にいきなりブラームス全集がリリースされたので、さっそく入手した。

「イザイ&エリザベート王妃国際音楽コンクール75周年記念セット ヴァイオリン部門ライヴ集」


「イザイ&エリザベート王妃国際音楽コンクール75周年記念ヴァイオリン部門ライヴ集」
 レーピン、ズナイダー、クレーメル、ヒルシュホーン他(vn)
 MUSO 1967~2005年ライヴ MU002
MU002

イザイ&エリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門のライヴ録音集。フランスMusoレーベルの新譜。2012年は同コンクール75周年にあたり、それを記念してリリースされたセットとのこと。1967から2005年にかけてのブリュッセル芸術センターでのライヴ録音。以下の演奏がCD4枚に収録されている。なお伴奏はベルギー国立管弦楽団を筆頭に3つのオケが担当している。

①チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
 ワディム・レーピン(1989年コンクール優勝)

②シベリウス ヴァイオリン協奏曲
 ニコライ・ズナイダー(1997年コンクール優勝)

③エルガー ヴァイオリン協奏曲
 ギドン・クレーメル(1967年コンクール3位)

④パガニーニ ヴァイオリン協奏曲
 フィリップ・ヒルシュホーン(1967年コンクール優勝)

⑤ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲
 クリストフ・バラティ(1997年コンクール3位)

⑥メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
 ミリアム・フリード(1971年コンクール優勝)

⑦ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番
 ヨッシフ・イヴァノフ(2005年コンクール2位)

⑧バルトーク ヴァイオリン協奏曲第2番
 バルナバーシュ・ケレメン(2001年コンクール3位)

コンクール入賞ヴァイオリニストの豪華な顔ぶれに惹かれて入手。レーピン、ズナイダー、クレーメルは言うに及ばす、イヴァノフは昨年リリースされたデュティユー&デハーンのヴァイオリン協奏曲集が記憶に新しい。

エリザベート王妃国際音楽コンクールはいわゆる3大国際音楽コンクールの一角ではあるものの、ショパン・コンクールやチャイコフスキー・コンクールに比べると少し地味な印象も受けてしまうが、その入賞者をあらためて見ると、やはり錚々たる顔ぶれが並んでいる。

ニコライ・トカレフによる「ブラック・スワン・ファンタジー」


「ブラック・スワン・ファンタジー」
 トカレフ(pf)
 ソニー・クラシカル 2011年 88691907652
88691907652

ニコライ・トカレフのピアノ演奏によるロシア・バレエ音楽のピアノ独奏用パラフレーズ作品集。ソニー・クラシカルの新譜。
2011年モスクワでのセッション録音。収録曲は以下の5曲。

①パプスト チャイコフスキー「眠れる森の美女」の主題によるピアノのための幻想曲
②チャイコフスキー/プレトニョフ編 「くるみ割り人形」組曲
③ローゼンブラット チャイコフスキー「白鳥の湖」の主題によるピアノのための幻想組曲
④ストラヴィンスキー 「ペトルーシュカ」からの3楽章
⑤ハチャトゥリアン/レフ・ソーリン編 「剣の舞」

有名なロシア・パレエ音楽を編曲した演奏会用ピアノ作品を集めるという、粋なコンセプトに惹かれて入手。なお「ブラック・スワン・ファンタジー」というアルバムのタイトルは③の終曲のタイトルに因んでいる。

コリヤ・ブラッハーらによるシュニトケとプロコフィエフの室内楽作品集


シュニトケ 弦楽三重奏曲
&プロコフィエフ ヴァイオリン・ソナタ第1番ほか
 ブラッハー(vn)キュスナー(va)モーザー(vc)ロバノフ(pf)
 Phil.harmonie 2011年 PHIL06019
PHIL06019

コリヤ・ブラッハーのヴァイオリン、ヴァルター・キュスナーのヴィオラ、ヨハネス・モーザーのチェロによるシュニトケの弦楽三重奏曲と、ヴァシリー・ロバノフのピアノ、ブラッハーのヴァイオリンによるプロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第1番および「5つのメロディー」作品35。独Phil.harmonieレーベルの新譜。2011年6月ベルリンでのセッション録音。

元ベルリン・フィルのコンマスであるブラッハーを中心とする室内楽グループによる、シュニトケの弦楽三重奏曲の新譜ということで入手。この作品はシュニトケが1985年にアルバン・ベルク生誕100年を記念して作曲したものだが、後に作曲家自身がピアノ三重奏へ編曲し直したり、またバシュメットが室内オーケストラ用に編曲したりということもあって、シュニトケ作品の中でも比較的ポピュラリティが高いし、個人的にも気に入っている曲でもある。

グスタフ・レオンハルト「ジュビリー・エディション」


「グスタフ・レオンハルト ジュビリー・エディション」
 レオンハルト(指揮、チェンバロ、オルガン)
 ソニー・クラシカル 1970~97年 88697318972
88697318972

グスタフ・レオンハルトの録音集(指揮、チェンバロ、オルガン)。今月ソニーから発売されたボックスセット(2008年に発売された記念セットの再生産とのこと)。レオンハルトがドイツ・ハルモニア・ムンディ、セオン、ヴィヴァルテに残した録音がCD15枚に収録されている。

今年の1月に享年83歳で亡くなられたレオンハルトの録音が集成されており、この機会に拝聴したいと思い入手した。演目を見るとJ.S.バッハを筆頭に、スカルラッティ、クープラン、ラモー、コレッリ、テレマンなど多岐にわたっており、バッハ演奏の権威というイメージが強いレオンハルトの、ルネサンス期からバロック期の作品に対する広範なレパートリーを、あらためて認識させられる。

メータ/バイエルン国立歌劇場管弦楽団によるワーグナーの楽劇「ワルキューレ」全曲


ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」全曲
 メータ/バイエルン国立歌劇場管弦楽団
 FARAO 2002年ライヴ B108040
B108040

ズビン・メータ指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団の演奏によるワーグナーの楽劇「ワルキューレ」全曲。ミュンヘンのFARAOレーベルから2002年にリリースされたCDで、同年7月ミュンヘン国立劇場でのライヴ録音。歌唱陣はペーター・ザイフェルト(ジークムント)、ワルトラウト・マイヤー(ジークリンデ)、ジョン・トムリンソン(ヴォータン)、ガブリエーレ・シュナウト(ブリュンヒルデ)、藤村実穂子(フリッカ)。

バイエルン国立歌劇場のワーグナーは昨年秋の来日公演の「ローエングリン」を観たが、管弦楽に関しては正直、腹八分というところだった。CDではどんな感じかと思い、この歌劇場の直近のワーグナー録音を探してみたら、このメータ盤が見つかった。その「ローエングリン」でオルトルートを歌ったマイヤーがジークリンデで出ていることもあり、取り寄せてみた。

直近、と言っても10年前だが、これ以降の録音は見つからなかった。バイエルン国立歌劇場のワーグナーといえば、20世紀後半に数多く録音が残されているし、その指揮者にしてもサヴァリッシュ、クナッパーツブッシュ、クレメンス・クラウス、カイルベルト、ヨッフムなど百花繚乱な状況だったことを思うと、隔世の感がある。

カペラ・プラテンシスによるオケゲムとラ・リューのレクイエム


オケゲム レクイエム&ラ・リュー レクイエム
 カペラ・プラテンシス
 チャレンジ・クラシックス 2011年 CC72541
CC72541

カペラ・プラテンシス(音楽監督ストラトン・ブル)の合唱によるヨハネス・オケゲムとピエール・ド・ラ・リューのレクイエム。蘭チャレンジ・クラシックスの新譜。2011年6月ベルギーでのセッション録音。

あの痛ましい震災から一年。

静かに耳を傾けたい。

ボッセ/神戸市室内合奏団によるバッハのブランデンブルク協奏曲集


J.S.バッハ ブランデンブルク協奏曲(全曲)
 ボッセ/神戸市室内合奏団
 Altus 2011年ライヴ ALT227
ALT227

ゲルハルト・ボッセ指揮、神戸市室内合奏団の演奏によるバッハのブランデンブルク協奏曲集。アルトゥスの新譜。2011年3月神戸文化ホールでのライヴ録音で、東日本大震災の前日3月10日に録音されている。

先月に享年90歳で亡くなられたゲルハルト・ボッセの追悼盤。日本にも馴染みの深い名指揮者だった。

読売日本交響楽団の定期演奏会(3/7 サントリーホール)


3/7 サントリーホール
読売日本交響楽団 定期演奏会

指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ

演目:
 ショスタコーヴィチ 交響曲第1番
 ブルックナー 交響曲第3番

この演奏会は楽しみにしていたのですが、仕事の方が多忙のため、聴きに行けませんでした。残念です。

2012-3-7
無駄になったチケット、、

ヴェッキア/ローマ交響楽団によるカゼッラの交響曲第1番


カゼッラ 交響曲第1番
 ラ・ヴェッキア/ローマ交響楽団
 ナクソス 2009年 8572413
8572413

フランチェスコ・ラ・ヴェッキア指揮ローマ交響楽団の演奏によるカゼッラの交響曲第1番。一昨年ナクソスからリリースされたCD。2009年イタリア、ローマ、アウディトリウム・コンキラツィオーネでのセッション録音。ほかに「ピアノ、ティンパニ、パーカッションと弦楽のための協奏曲」というカゼッラ作品も収録されている。

先月カゼッラの交響曲第2番をノセダ指揮N響の演奏で聴き、CDでも聴きたいと思い、先日ノセダ盤を取り寄せたが、このさい交響曲第1番の方も聴いてみたいので、このCDを取り寄せた。

ヴァント&ベルリン・ドイツ響のライヴ・セット第2集


ヴァント&ベルリン・ドイツ響のライヴ・セット第2集
 ヴァント/ベルリン・ドイツ交響楽団
 Profil 1987年~95年ライヴ PH10046
PH-10046

ギュンター・ヴァント指揮ベルリン・ドイツ交響楽団のライヴ演奏を収録したボックスセット。独Profilの新譜。2010年にリリースされたライヴ・セット第1集に続いての発売であり、今回は計8枚のCDに以下の13曲の演奏が収録されている。

①ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
  92年10月ベルリン・コンツェルトハウスでの収録

②ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」
  92年11月ベルリン・コンツェルトハウスでの収録

③ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
  94年11月ベルリン・コンツェルトハウスでの収録

④ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」
  94年11月ベルリン・コンツェルトハウスでの収録

⑤ストラヴィンスキー バレエ「火の鳥」組曲
  87年4月ベルリン・フィルハーモニーでの収録

⑥チャイコフスキー 交響曲第5番
  87年4月ベルリン・フィルハーモニーでの収録

⑦モーツァルト 交響曲第40番
  88年9月ベルリン・フィルハーモニーでの収録

⑧チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
  88年9月ベルリン・フィルハーモニーでの収録

⑨ブルックナー 交響曲第6番
  95年4月ベルリン・フィルハーモニーでの収録

⑩ブルックナー 交響曲第8番
  94年5月ベルリン・フィルハーモニーでの収録

⑪ハイドン 交響曲第76番
  95年4月ベルリン・フィルハーモニーでの収録

⑫モーツァルト セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」
  95年2月ベルリン・フィルハーモニーでの収録

⑬ムソルグスキー/ラヴェル編 組曲「展覧会の絵」
  95年2月ベルリン・フィルハーモニーでの収録

ドイツ系の演目で固められていた第1集に対して、今回の第2集ではロシア系からフランス系まで多彩な演目構成となっている点が目を引くが、いずれにしても不世出の指揮者ならではの至芸とも言うべきこれらの演奏に、じっくりと耳を傾けてみたいと思う。

ショルンスハイムによるバッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻


J.S.バッハ 平均律クラヴィーア曲集(第1巻&第2巻)全曲
 ショルンスハイム(cemb)
 Capriccio 2010・2011年 C7115
C7115

クリスティーネ・ショルンスハイムのチェンバロ演奏によるバッハの平均律クラヴィーア曲集。独Capriccioの新譜。第1巻および第2巻の全48曲がCD4枚に収録されている。2010年5月および2011年4月アルザス、コルマールのウンターリンデン美術館におけるセッション録音。

ドイツ人チェンバロ奏者の演奏によるバッハの平均律全曲録音は、ありそうで意外に少ないし、この機会にと思い取り寄せてみた。ショルンスハイムはベルリンに生まれ、グスタフ・レオンハルト、トン・コープマン、アンドレアス・シュタイアーといったバッハ演奏の第一人者に師事している。

バックハウスの1959年ベートーヴェンハレでのリサイタルのライヴ


ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
 バックハウス(pf)
 ICAクラシックス 1959年ライヴ ICAC5055
ICAC5055

ヴィルヘルム・バックハウスのピアノ演奏によるベートーヴェンのピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」。英ICAクラシックスの新譜。1959年9月24日におけるドイツ、ボン・ベートーヴェンホールでのライヴ。同日のリサイタルで演奏されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第6番とシューベルトの即興曲Op.142-3も収録されている。

鍵盤の獅子王バックハウス往年のライヴ録音を入手するのは、独auditeから2010年に発売された最晩年のベートーヴェン・リサイタル以来ひさしぶりになるが、今回ICAからリリースされたのは、ちょうどバックハウスが2回目のベートーヴェン・ソナタ全集の録音に着手した1959年のリサイタル。その全集での録音を果たせなかったハンマークラヴィーア・ソナタが含まれている。

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