ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるベートーヴェン交響曲第9番「合唱」


ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」
 ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 アルテ・ノヴァ 1998年 BVCE38013
BVCE38013

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるベートーヴェン交響曲第9番「合唱」。

何を今さらの有名盤だが、先月の来日公演が素晴らしかったことから、今年は本CDをもって一年の聴き納めとしたい。

スクロヴァチェフスキ/ザールブリュッケン放送響によるベートーヴェン交響曲第9番「合唱」


ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」
 スクロヴァチェフスキ/ザールブリュッケン放送交響楽団
 Oehms 2005年 OC525
OC525

先日スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮NHK交響楽団によるベートーヴェンの第九演奏会に足を運んだ。こと解釈の徹底という点では多少なりN響に下駄を預けたような印象も伺われたものの、すこぶる立派な第九であり、聴き終えて満ち足りた思いだった。

だからというわけではないが以前エームスからリリースされたザールブリュッケン放送響との第九のCDにあらためて耳を傾けたくなった。解釈の徹底という点では本録音に勝るものはないはずだ。

スクロヴァチェフスキ/N響のベートーヴェン第9演奏会(12/25 NHKホール)


12/25 NHKホール
NHK交響楽団 「第9」演奏会

2011-12-25a

指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ

演目:ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」

ソプラノ:安藤赴美子
アルト:加納悦子
テノール:福井 敬
バリトン:福島明也

できれば2日後のサントリーホール公演の方へ行きたかったが、まずムリなのでこちらへ。この時期の休日公演は本当に助かる。

感想はいずれまた、年明けにでも、、

# いろいろと書きたい気持ちもあるし、あまりゴチャゴチャと書くのもどうかという気持ちもある、、

2011-12-25b
開演前の様子。

ユロフスキ/ロンドン・フィルによるオネゲルの交響曲第4番とクリスマス・カンタータ


オネゲル 夏の牧歌、交響曲第4番、クリスマス・カンタータ
 ユロフスキ/ロンドン・フィル
 ロンドンフィル自主制作 2007・09年ライヴ LPO0058
LPO0058

ヴラディーミル・ユロフスキ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるオネゲル作品集。ロンドン・フィル自主制作レーベルの新譜。収録曲は交響詩「夏の牧歌」、交響曲第4番「バーゼルの喜び」およびクリスマス・カンタータ。2007年および2009年ロンドンでのライヴ収録。

前回リリースのマーラー「復活」での好調ぶりが印象に新しいユロフスキ/ロンドン・フィル待望の新譜。3曲の中でも特にクリスマス・カンタータはすこぶる劇的な高揚力に満ちた作品だけにユロフスキの本領が十全に発揮されれば凄い演奏になりそうだ。

ベッカー=ベンダーとツァグロゼク/ベルリン・コンツェルトハウス管によるレーガーのヴァイオリン協奏曲


レーガー ヴァイオリン協奏曲
 ベッカー=ベンダー(vn)
  ツァグロゼク/ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
 ハイペリオン 2011年 CDA67892
CDA67892

ターニャ・ベッカー=ベンダーのヴァイオリン・ソロとローター・ツァグロゼク指揮ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の伴奏によるレーガーのヴァイオリン協奏曲。英ハイペリオンの新譜。2011年2月ベルリン、イエス・キリスト教会でのセッション録音。なお同じ作曲家の「2つのロマンス」Op.50も収録されている。ソリストのベッカー=ベンダーはシュトゥットガルト出身の女流ヴァイオリニスト。

ドイツに生まれ後期ロマン派の時代に活躍しながらも交響曲とオペラを全く書かなかった異色の作曲家マックス・レーガーはオルガン曲、変奏曲、室内楽が創作の3本柱だった。それ以外での代表作となるとこのヴァイオリン協奏曲が比較的よく知られている。

とはいえ滅多には録音されない作品であることも事実なので稀にリリースされると目についてしまう。演奏時間に1時間近くを要する大曲でありソリスト泣かせの難曲でもあるが、充実した演奏で耳にした時の聴きごたえは格別だ。

ヴァシリエヴァとジスリンとヴィット/ワルシャワ・フィルによるペンデレツキの協奏曲集


ペンデレツキ ヴィオラ協奏曲、チェロ協奏曲第2番
 ヴァシリエヴァ(vc)、ジスリン(va)
  ヴィット/ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
 Naxos 2008年 8572211
8572211

タチアナ・ヴァシリエヴァのチェロ独奏、グリゴリー・ジスリンのヴィオラ独奏およびアントニ・ヴィット指揮ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の伴奏によるペンデレツキの協奏曲集。ナクソスの新譜。2008年9月ワルシャワ・フィルハーモニック・ホールでのセッション録音。収録曲はペンデレツキが1983年に作曲したヴィオラ協奏曲と1982年作曲のチェロ協奏曲第2番。

今年のラ・フォル・ジュルネ東京、そのすぐ後の新日本フィル演奏会と続けて実演に接したチェリストであるヴァシリエヴァがチェロ協奏曲の独奏者を務めている。

ブロムシュテット/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管によるブルックナー交響曲第3番


ブルックナー 交響曲第3番
 ブロムシュテット/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 Querstand 2010年ライヴ VKJK1017
VKJK1017

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏によるブルックナー交響曲第3番(1873年第1稿)。独クヴェルシュタントの新譜。2010年9月ゲヴァントハウス大ホールでのライヴ録音。

このコンビのブルックナーの新譜としては昨年の交響曲第5番以来のリリース。その前は6番だったから今回は4番かと思いきや3番、それも初稿版での2度目の録音というからよほど思い入れがあるのかもしれない。

それにしてもドイツ人の指揮者とドイツのオケの顔合わせによる本場のブルックナーの録音というのは昨今めっきり少なくなった感がある。ほぼ孤軍奮闘のブロムシュテット/ゲヴァントハウス、他にはティーレマン/ドレスデンくらいだろうか。

ムラロとミュンフン/フランス国立放送フィルによるラヴェルのピアノ協奏曲


ラヴェル ピアノ協奏曲ほか
 ムラロ(pf) ミュンフン/フランス国立放送フィル
 グラモフォン 2010年ライヴ・2011年 4764669
4764669

ロジェ・ムラロのピアノ演奏とチョン・ミュンフン指揮フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団の伴奏によるラヴェルのピアノ協奏曲。独グラモフォンの新譜。2010年4月パリでのライヴ録音。他の収録曲としてムラロのピアノ演奏によるガーシュインの3つの前奏曲、ストラヴィンスキーの4つのエチュードより第3&第4番、フォーレの夜想曲より第1番&第4番、およびラヴェルの「風に」「ラ・ヴァルス」が含まれており、いずれも2011年7月パリでのセッション録音。

ムラロはフランス近現代ピアノ曲演奏のエキスパートとして知られる。ミュンフン/フランス国立放送フィルは昨年末にリリースされた「展覧会の絵」での卓越を極めたラヴェルの味わいが忘れ難い。この両者の共演は是非とも聴いてみたいと思い入手した。

クルト・ザンデルリング/ベルリン・ドイツ交響楽団によるモーツァルトの39番とベートーヴェンの「田園」


モーツァルト 交響曲第39番
&ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
 クルト・ザンデルリング/ベルリン・ドイツ交響楽団
 ヴァイトブリック 1991年ライヴ SSS0101
SSS0101

クルト・ザンデルリング指揮ベルリン・ドイツ交響楽団(旧ベルリン放送交響楽団)の演奏によるモーツァルトの交響曲第39番およびベートーヴェン交響曲第6番「田園」。ヴァイトブリックの新譜。1991年12月ベルリン、シャウスピールハウスでのライヴ収録。

今年の9月に98歳で没した名匠ザンデルリングの新たなライヴ録音のリリース。オケはベルリン・ドイツ響(この録音の当時はベルリン放送響の名称だった)。このオケとの録音は珍しいはず。晩年のザンデルリングならではの懐の深い演奏が聴けるだろうか。

ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるリヒャルト・シュトラウス管弦楽作品集


R.シュトラウス 管弦楽作品集
 ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 アルテ・ノヴァ 2000~2003年 74321984952
74321984952

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるリヒャルト・シュトラウス管弦楽作品集。以前アルテ・ノヴァからリリースされたもの。2000~2003年チューリヒ、トーンハレでのセッション録音。以下の17曲がCD7枚に収録されている。

①交響詩「マクベス」
②交響詩「死と変容」
③交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
④交響詩「英雄の生涯」
⑤交響詩「ドン・ファン」
⑥交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
⑦交響詩「ドン・キホーテ」
⑧メタモルフォーゼン
⑨4つの最後の歌
⑩アルプス交響曲
⑪家庭交響曲
⑫パレルゴン(家庭交響曲余禄)
⑬チェロと管弦楽のためのロマンツェ
⑭13管楽器のためのセレナード
⑮オーボエ協奏曲
⑯交響的幻想曲「イタリアより」
⑰祝典前奏曲

これは先週掲載のシューマン交響曲全集と同じ理由で取り寄せた。先般購入したマーラーとブラームスの交響曲全集も含め、これでジンマン/トーンハレ管が直近10年にリリースした録音をほぼ全て入手したはず。

カルロス・クライバー第1回録音のテレマン「ターフェルムジーク」


テレマン 「ターフェルムジーク」第3集より管弦楽組曲
&C.P.E.バッハ チェロ協奏曲Wq.171
 C・クライバー/ハンブルク放送管弦楽団、ギューデル(vc)
 Profil 1960年 PH11031
PH-11031

カルロス・クライバー指揮ハンブルク放送管弦楽団の演奏によるテレマン「ターフェルムジーク」第3集より管弦楽組曲。独Profilの新譜。1960年12月ハンブルクNDRスタジオでのセッション収録。

併録として同じ顔合わせにイレーネ・ギューデルのチェロ独奏を加えたC.P.E.バッハのチェロ協奏曲Wq.171も入っている。こちらは1960年12月7日のコンサートでのライヴ録り。

テレマン「ターフェルムジーク」はカルロスの初めてのセッション録音でありながら、これまで正規にCDリリースされることなく埋もれていた音源。

カルロスの残した最初の録音はオーケストラ作品である。彼は1960年12月2日に、「若い才能の登場」シリーズの一環として、北ドイツ放送局のスタジオで、ハンブルクにある北ドイツ放送のハンブルク放送管弦楽団を指揮してゲオルグ・フィリップ・テレマンの「ターフェルムジーク」変ロ長調の組曲を録音した。それに続く12月7日の演奏会の録音は紛失してしまった。ただカルロスの指揮によるカール・フィリップ・エマヌエル・バッハのチェロ協奏曲変ロ長調は、前述のインタビューと並行して、当時の放送の私的録音という形で音録りされた。・・・
       「カルロス・クライバー
         ~ある天才指揮者の伝記(上)」より

クライバーの残した録音の正規リリースとなればやはり聴きたくなってしまう。音質はそれほど期待できないかもしれないが、、

エッシェンバッハとティモス四重奏団の共演によるドヴォルザークのピアノ五重奏曲


ドヴォルザーク ピアノ五重奏曲Op.81
 エッシェンバッハ(pf) ティモス四重奏団
 Avie 2010・2011年 AV2234
AV2234

クリストフ・エッシェンバッハとティモス四重奏団の共演によるドヴォルザークのピアノ五重奏曲Op.81。独Avieの新譜。2011年5月フランス、パリでのセッション録音。なお併録曲として同じ作曲家の「8つの愛の歌」Op.83(ソプラノ独唱アドリアーナ・クチェロヴァ)、および弦楽四重奏のための「糸杉」から5曲が収録されている。

今年のウィーン・フィル来日公演での個性味ある指揮ぶりが記憶に新しいエッシェンバッハが、ここではピアニストとして演奏している。ティモス四重奏団はパリ管弦楽団のメンバーによって2003年に結成されたカルテット。そのパリ管の現音楽監督パーヴォ・ヤルヴィの前任監督がエッシェンバッハなので、その縁での共演ということだろうか。

いずれにしても今年のパリ管の来日公演ではヤルヴィの棒のもと強固な一体感のある素晴らしい演奏が聴けたし、ここでのエッシェンバッハとパリ管メンバーの共演、じっくりと聴いてみたい。

ジュリーニ/コヴェント・ガーデン王立歌劇場のロッシーニ「セヴィリャの理髪師」1960年ライヴ


ロッシーニ 歌劇「セヴィリャの理髪師」全曲
 ジュリーニ/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
 ICAクラシックス 1960年ライヴ ICAC5046
ICAC5046

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団の演奏によるロッシーニの歌劇「セヴィリャの理髪師」全曲。ICAクラシックスの新譜。1960年5月のロンドン、ロイヤル・オペラ・ハウスでのライヴ。フィガロ:ローランド・パネライ、ロジーナ:テレサ・ベルガンサ、アルマヴィーヴァ伯爵:ルイジ・アルヴァ。

今年から活動を開始したICAのレーベルは往年の音楽家の貴重なライヴ音源を次々とリリースしているが、このロイヤルオペラでの「セヴィリャの理髪師」も然り。稀代のメゾ・ソプラノ歌手ベルガンサの実力を一躍知らしめた記念碑的舞台のライヴとされている。

ベルガンサのロジーナを良好な音質で聴けるCDとしてはクラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団の演奏による、あまりにも有名な「セヴィリャの理髪師」全曲盤が挙げられる。

POCG-263940
ロッシーニ 歌劇「セヴィリャの理髪師」全曲
 アバド/ロンドン交響楽団
 グラモフォン 1971年 POCG-2639/40

周知のようにロジーナは本来ロッシーニがアルト歌手のために書いた役でありながら、同時にコロラトゥーラ・ソプラノ並の超絶的歌唱力が要求される難役でもあり、ベルガンサのようなコロラトゥーラ・メゾ・ソプラノでなければ完璧には歌いこなせない。上記アバド盤で披歴されているベルガンサのパーフェクトな歌唱も確かに素晴らしいが、これにはスタジオ録りの恩恵も多少あると思われる。そのあたりを今回のライヴ録音できちんと聴いてみたい。

ヒラリー・ハーンとリシッツァによるアイヴズのヴァイオリン・ソナタ集


アイヴズ ヴァイオリン・ソナタ第1番~第4番
 ハーン(vn)、リシッツァ(pf)
 グラモフォン 2009年 B001608202
B001608202

ヒラリー・ハーンのヴァイオリンとヴァレンティーナ・リシッツァのピアノ演奏によるアイヴズのヴァイオリン・ソナタ第1番~第4番。独グラモフォンの新譜。2009年ニューヨーク、ラインベック・クラブハウスでのセッション録音。

昨年のフィルハーモニア管弦楽団来日公演で耳にした鮮烈な演奏が今だ記憶に新しいヒラリー・ハーンの新譜。

ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管によるシューマンの交響曲全集


シューマン 交響曲全集
 ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 アルテ・ノヴァ 2003年 82876577432
82876577432

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるシューマン交響曲全集。アルテ・ノヴァから以前リリースされたもの。2003年チューリヒ、トーンハレでのセッション録音。

これは未入手だったが、先月の来日公演で披歴されたブラームスが素晴らしかったことから、この際シューマンも聴いてみたくなり、取り寄せた。昨日掲載分の同じ顔合わせによるシューベルトの新譜と合せてじっくり聴いてみたい。

ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管によるシューベルトの未完成交響曲&ヴァイオリンと管弦楽のための作品集



シューベルト 交響曲第8番「未完成」ほか
 ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、ヤンケ(vn)
 RCA 2011年 88697953352
88697953352

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるシューベルトの交響曲第8番「未完成」(CD上の表記は7番だが私のブログでは8番で統一している)、および同じくシューベルトのヴァイオリンと管弦楽のための3つの作品(ロンドD.438、協奏曲D.345、ポロネーズD.580)。RCAの新譜。2011年5月チューリヒ、トーンハレでのセッション録音。ヴァイオリン独奏はトーンハレ管の第1コンサートマスター、アンドレアス・ヤンケ。

先月の来日公演での目覚ましいブラームスが記憶に新しいジンマン/トーンハレ管の新譜。

そのトーンハレ管の来日公演の有料プログラムに掲載されていた音楽ライター木幡一誠氏の寄稿エッセイの中に、この新譜についての言及があった。

いわく「シューベルトの『未完成交響曲』が全2楽章で21分そこそことは史上最速級。・・“ディミニュエンドではなくアクセントが正しい”と多くの批判校訂版がみなす箇所は、その言葉を噛んで含めるかのごとく厳格に処理。・・・第2楽章ではリズムが舞曲調に弾み、オーボエとクラリネットが大ソロに装飾をつけまくり(心臓が悪い人は聴かない方が良いかも)」。

カッチェンとケンペ/BBC交響楽団によるブラームスのピアノ協奏曲第1番


ブラームス ピアノ協奏曲第1番ほか
 カッチェン(pf) ケンペ/BBC交響楽団
 ICAクラシックス 1967年ライヴ ICAC5048
ICAC5048

ジュリアス・カッチェンのピアノ演奏とルドルフ・ケンペの指揮BBC交響楽団の伴奏によるブラームスのピアノ協奏曲第1番。ICAクラシックスの新譜。1967年BBCマイダ・ヴァレ・スタジオでのライヴ録り。

また併録としてカッチェンのピアノ演奏による1965年収録のショパンのバラード第3番とリストのメフィスト・ワルツ第1番、同じく1958年収録のシューマンの森の情景より「予言の鳥」とアルベニスのイベリア第2集より「トゥリアーナ」が入っている。

カッチェン生前のライヴ音源の新規リリースとしては昨年の秋にカナダのDOREMIから出たバッハ&ベートーヴェンの1960年代ライヴ以来だが、そのDOREMI盤は曲によって音質にかなりムラがあった。今回のICA盤ではなるべく良好な音質でこのピアニストの非凡なピアニズムを堪能できればと思うが、果たしてどうだろうか。

ミンコフスキ/レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルによるベルリオーズの交響曲「イタリアのハロルド」


ベルリオーズ 交響曲「イタリアのハロルド」
 ミンコフスキ/レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
 Naive 2011年 V5266
V5266

マルク・ミンコフスキ指揮レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル(ルーヴル宮音楽隊)によるベルリオーズの交響曲「イタリアのハロルド」。ヴィオラ奏者アントワーヌ・タムスティ。Naiveの新譜。2011年4月パリ、ヴェルサイユ宮オペラ・ロワイヤルでの録音。併録として同じ作曲家の歌曲集「夏の夜」、および「ファウストの劫罰」第3幕より「テューレの王のバラード」が含まれている。いずれもアンネ=ゾフィー・フォン・オッターの独唱。

ミンコフスキのベルリオーズというと以前グラモフォンからリリースされた幻想交響曲のCDが思い出される。マーラー室内管とルーヴル宮音楽隊との混成オケによる演奏という斬新なコンセプトに基づく「幻想」だった。今回のベルリオーズはピリオド・アンサンブルのみでの演奏とはいえ、やはり既存の録音とは一味ちがった趣きになるのではないか。

474209-2
ベルリオーズ 幻想交響曲、叙情的場面「エルミニー」
 ミンコフスキ/ルーブル宮音楽隊・マーラー室内管弦楽団
 グラモフォン 2002年ライブ 474209-2

ミンコフスキ前回のベルリオーズ。前回と言っても、もう10年ほど前になるが、、

トリオ・パルナッススによるショーソンとフォーレのピアノ三重奏曲


ショーソン ピアノ三重奏曲&フォーレ ピアノ三重奏曲
 トリオ・パルナッスス
 独MD+G 2010年 30317112
30317112

トリオ・パルナッススの演奏によるショーソンとフォーレのピアノ三重奏曲。独MD+Gの新譜。2010年マリエンミュンスター修道院でのセッション録音。併録曲としてドビュッシー/ユベール・ムートン編「ペレアスとメリザンド」による三重奏という作品も収録されている。

何となしに購入したCDだが、ショーソンとフォーレのピアノ三重奏曲を合わせたCDというのは意外に珍しいとは思った。確かにフランス室内楽の名作として括れるが、それでもフランクやワーグナーの影響を強く受けたショーソンの濃厚な作風とフォーレ最晩年の高貴で透明な作風とではそれなりに音楽の隔たりが大きいような気がする。

コルシアとカントロフ/リエージュ国立フィルによるチャイコフスキーとコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲


チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
&コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲
 コルシア(vn) カントロフ/リエージュ国立フィル
 Naive 2011年 V5280
V5280

ローラン・コルシアのヴァイオリン・ソロとジャン=ジャック・カントロフ指揮リエージュ国立フィルハーモニー管弦楽団の伴奏によるチャイコフスキーとコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲。Naiveの新譜。2011年7月リエージュ・フィルハーモニック・ホールでの録音。

フランスの実力派ヴァイオリニスト、コルシアの久々のリリース。切れのある演奏を期待したい。

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