モザイク四重奏団によるハイドンの「第2トスト」弦楽四重奏曲集
ハイドン 弦楽四重奏曲集「第2トスト」「エルデーディ」「ロプコヴィツ」
モザイク四重奏団
Naive 1989〜2002年 E8924

今年はちょうどハイドン没後200年ということで、交響曲を中心にハイドンの各種CDがかなり活発にリリースされていて賑やかですね。
私も春先にドラティの交響曲全集を思い切って購入し、聴き進めているところですが、ハイドンといえば、また弦楽四重奏曲のジャンルにおいても交響曲に負けず劣らずの功績があり、やはり今年あたり、その全集を含め、かなり多くのディスクを見かけるようになりました。
しかし、全68曲にも及ぶハイドンの弦楽四重奏曲においそれと手を出すには時間的にちょっと難しく、さすがに買いあぐねていました。
そんな時にCDショップで見かけたのが、このモザイク四重奏団のボックス・セットです。CD5枚組の廉価ボックスで、作品64の第2トスト四重奏曲集の6曲、作品76のエルデーディ四重奏曲集の6曲、作品77のロプコヴィツ四重奏曲集の2曲に作品103の未完の四重奏曲を加えた計15曲が収録されています。
これくらいなら時間的に十分聴けるな、と思って購入しました。
これはボックス・セットといっても、過去に単独でリリースされたパッケージが一つのボックスに詰め込まれたもので、それぞれのブックレットもそのまま含まれています。

さて、ハイドンの弦楽四重奏曲では最も人気が高いのが作品76のエルデーディ四重奏曲集で、それに次いでは作品71・74のアポーニー四重奏曲集あたりかと思われますが、作品64の第2トスト四重奏曲集あたりになるとポピュラリティもグッと落ちる感があり、私も正直あまり馴染みのない作品集です。
とりあえず、その「第2トスト」をひととおり聴いてみました。印象としては、6曲のうち唯一ニックネームをもつ第5番「ひばり」、唯一の短調曲の第2番、おそらく最高傑作の第6番、この3曲はそれぞれに味のある名品で、さらに第3番も面白い曲だと感じました。これら4曲に比べると第1番と第4番は、ちょっと地味で、やや物足りないですね。
ということで、まだ「第2トスト」の2枚しか聴いていないのですが、モザイク四重奏団の演奏はかなりいい感じですし、残る「エルデーディ」と「ロプコヴィツ」についても、また時間をみつけて聴いてみたいと思います。
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