ロシア・ナショナル管弦楽団来日公演(サントリーホール 7/9)
今日はサントリーホールでロシア・ナショナル管弦楽団の来日公演を聴いてきました。

指揮者はミハイル・プレトニョフで、演目はオール・ベートーヴェン。前半が交響曲第7番、後半が同第5番「運命」でした。また、アンコールにはJ.S.バッハの「G線上のアリア」ストコフスキー編曲版が演奏されました。
プレトニョフとロシア・ナショナル管のベートーヴェンといえば、一昨年リリースされて賛否両論を巻き起こした、あの超個性的な交響曲全集の録音が思い起こされるところですが、くだんの全集に関しては、私はおおむね否定的な印象を抱いています。曲にも拠りますが、あれは総じて、いまひとつ真実味を感じ難い演奏だと思います。
とはいえ、聴いていて色々と興味をそそられる演奏であるには違いなく(とにかく聴いていてあれほどスコアを見たくなるような演奏というのも滅多にはない)、また録音はしょせん録音、実演では印象が全然ちがって、真実味たっぷりに聴こえるかも知れない、というような幾ばくかの期待も抱いて、ホールに足を運んでみました。
その結果は、、、
正直、「厳しい」としか言い様がないところで、ある程度は想定していたことですが、録音同様、実演においても、やはり私にはどうにもピンとこないベートーヴェンでした。
ただ、私にとってプレトニョフのベートーヴェンがなぜピンとこないのか、という根本的な理由が、今日聴きに行ってうっすらと判ったような気がしました。それが収穫といえば収穫でしたが、、、
プレトニョフのベートーヴェンというのは、特にテンポなど、いかにも即興的な感じがするんですが、実は全然「即興的」ではないんですね。
そのあたりの具体的な感想は、また後日に。
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